【SFC修行】礼文島編
※【SFC旅行】は当初予定していた搭乗、【SFC修行】は修行を決めた段階で計画した搭乗です。
搭乗情報
概要
今回も北海道へと行ってきました。
7月の連休で礼文島・利尻島と巡る予定でしたが、利尻島の宿が取れず……というのは、以前も触れた通りです。
修行計画を立てている時、礼文島だけなら1泊2日でも行けるのではないか?と思ったのです。
そこで今回、稚内への修行を兼ねて行くことを決めました。
往路(羽田→稚内)
稚内便は先月も利用しているし、荷物が少なかったので、最寄り駅には前回よりも若干早く到着。
乗り継ぎも良かったので、天空橋・国際線経由での空港入りとしました。
喉を少し潤したかったので、ラウンジに立ち寄って軽く一杯。
といってもお酒は呑めない人なので、オレンジジュースですけど。
搭乗口に到着すると、ちょうど一般搭乗が開始になったところでした。
ということで、ゆっくりと記念撮影を。
今回の機材も未更新の飛行機でした。
前回は機材番号を控えて無かったのでわかりませんが、もしかしたら同じ機材だったかもしれません。
機内は満席という案内でしたが、プレミアムクラスは全10席あるうち、左側の4席と中央後列の1席が埋まっている状態。
右側の座席はすべて空いていました。
という事で、隣に座っている方が反対側の窓側席へ。
どうやら通路を挟んで座っていたようで、2人とも移動していきました。
他に1名がアップグレードしたようで、窓側席に着席して、合計6人の利用者となりました。
飛行機はC滑走路から離陸して、ほどなくしてベルト着用サインが消えました。
今回のプレミアムクラスの朝食です。
スープは長ネギがたっぷり入っていたので、好き嫌いが分かれそうだな……と。
食後、外を眺めていると
外の景色はすっかり秋めいてきましたね。
良い天気です。
美味しそうな鰹のたたきのシーンのところで、機長の挨拶が入ったり。
今日だったら間違いなく巡れただろう、天売島と焼尻島が見えたり。
今日の利尻富士は雲に隠れていますね。
ちなみに右奥にうっすら見えるのが、今回の目的地である礼文島です。
これからこの島を目指します。
飛行機は特に遅れる事無く、定刻通りに着陸となりました。
外の表示を見たら、定刻より1分の遅延だったようで。
今回は連休という事ではないので、すべての便に空席がありますね。
現地(稚内・礼文島)
今回の目的地は礼文島ですので、まずはフェリーターミナルへ向かいます。
フェリーターミナル行は2台での運行でした。
そして、宗谷岬経由便は1台のみ。
聞いたところ、宗谷岬経由便に乗ると、フェリーターミナルに到着するのは15時過ぎとのこと。
フェリーの時間が14時45分ですので、さすがに間に合いませんね。
ここは素直にフェリーターミナルへ向かいましょう。
バスに乗って40分ほどでフェリーターミナルへ到着となりました。
大半の人がここまで乗り通すと思っていたら、最後まで乗っていたのは10人ほどでした。
フェリーターミナル内で乗船券を購入します。
往復割引はありませんが、帰りも乗船するのは確実(というか乗船しないと帰れない)なので、往復で購入しておきました。
こうすれば、明日の帰りもギリギリまで島巡りが出来ますからね。
フェリーに乗り込んで2時間ほど。
礼文島に到着しました。
今回は波が穏やかで、甲板に出られたのもあって、全く船酔いする事はありませんでした。
乗船時間が長く、若干飽きたくらいで。
この日はすぐに宿泊先へ向かい、翌日は朝から島巡りを。
天気が良かったので、レンタカーを借りて。
まずは礼文空港に向かいました。
ホントは澄海(スカイ)岬とストコン岬を巡ってから礼文空港に行こうと思ってたのに、道を間違えたので先に来ました。
雰囲気から何となくわかるかと思いますが、こちらの空港は2021年(平成33年)3月末まで休止中となっています。
外から中を覗くと、カウンター等がすっきりとしています。
保安検査場が設置されていないので、空港というよりどこかの駅のような佇まいです。
廃止になるかは分かりませんが、もし再開するとしても保安検査を行う設備が必要となるので、恐らくはこのまま休止または廃止の方向になるかと。
建物自体は気象庁の観測地点にもなっているようなので、このまま残されるでしょうね。
ここからは観光名所をいくつか。
澄海(スカイ)岬です。
海がとてもきれいですね。
ストコン岬です。
何時間でも観ていられる景色です。
金田ノ岬です。
ここは運が良ければアザラシが見られる場所、ということですが、割と時間が無かったので撮影だけして撤収。
桃岩展望台です。
ここは見ての通り高台にあるのですが、ここまでの道のりが車両1台分しかないので、ちょっとした勇気が必要です。
猫岩と
桃岩です。
展望台の画像を見ると、左のほうに小さく赤い屋根が写ってると思いますが、この赤い屋根が右下の建物になります。
ちなみにこの建物はお手洗いです。
この時点でフェリー出港の40分前という事で、急いで港へと戻りました。
礼文島には定期観光バスも走っていますが、定期観光バスだと澄海(スカイ)岬とストコン岬、桃岩猫岩を巡ってフェリーターミナルに戻ってくるコースです。
料金はレンタカーの半額以下ではありますが、好きなところに行ける分、レンタカーで巡るのも良いと思います。
少なくとも礼文空港はレンタカーでないと行かないので。
無事にフェリーに乗船して、稚内市内へと。
線路内に鹿の姿を発見。
遠くからズームして静かに撮影。気を遣わせたら悪いですからね。
と思ってたら、もっと間近にいた。
写真だと伝わりにくいですが、この鹿の角に刺されたらただ事では済まないレベルの硬さを感じました。
刺激をしないように、そっとその場から離れました。
こっち見てるけど、もしや手に持ってたかつ丼の匂いに反応してたのか?
復路(稚内→新千歳→羽田)
帰りはフェリーの都合上、新千歳での乗り継ぎとなりました。
フェリー到着後、すぐにタクシーに乗り込めば、羽田直行便にも間に合ったのですが、そこまでのリスクを負うくらいなら、ゆったりと戻る方がいいかな、と思いまして。
解脱する時期も大きく変わりませんし。
さて、この表示ですが
今回は変わることが無いことを祈りつつ。
プロペラ機に搭乗します。
前回も搭乗までは問題無かったんだよね……。
座席はプロペラの真横の席でした。
特に狙ったわけではなく、前日くらいに右側の窓側がここしか空いて無かったので。
飛行機は無事に離陸しました。
今回は何事もなく到着できそうです。
天売島と焼尻島にリベンジすることを誓って。
飛行機は予定通り、新千歳空港に着陸しました。
プロペラ機だし、沖止めだろうと思っていたら、どうやら駐機場に入る模様。
誘導路の途中で停止し、他の便を先に行かせるのかな……と思っていたのですが、なかなか動き出しません。
そして、機長によるアナウンスが入りました。
滑走路や誘導路にいるタイミングでの機長からのアナウンス、それは悪い知らせを持ってきたという事だ。という法則がありまして……。
着陸時に何かやらかしたのかと不安になりましたが、実際のところは使用する予定の駐機場に前の便がいるため、この場で5分くらい待つという事でした。
やることないので、照明を撮影してみました。
これ、LED照明ですよね。
大型機材よりも先進的だな……って思いました。
結局のところ、当初とは違う駐機場へと誘導されました。
見慣れない柄の機材が止まっていました。
調べてみたところ、『グローバル・ジェット・オーストリア』のビジネスジェットらしいです。
折り返しは女満別行きとなるようです。
ここからはプレミアムクラスなので、ラウンジが利用できます。
1時間ほどあったので、こういう時にはラウンジが使えると便利ですね。
羽田までの飛行機は15分ほどの遅れでした。
そして、前線の影響もあり、多少揺れる中での食事となりました。
あくまで個人の感想ですが、やっぱり以前の方が好みだったな……と。
温かい食事は美味しくてありがたいのですが、あの冷めても美味しいと感じるのが、これぞ機内食という気がして。
前線を通り過ぎると、その後は揺れも落ち着きまして。
のんびりとしていると、最終の着陸態勢になりました。
そして飛行機は、D滑走路へと着陸になりました。
総括
不意打ちの機長からのアナウンスは、不安になってしまいますね……。
今回は大した事なかったですし、乗り継ぎも余裕があったので、問題はなかったんですけどね。
さて、これにて無事にブロンズステータスに到達しました。
正確にはブロンズ事前サービスを受けられるようになりました。
先日、突発的に大阪からの帰りに搭乗した理由は、このステータスにあったのです。
SFC修行にとって、ブロンズステータス到達はあくまで通過点ですし、人によっては「何の意味もない」と感じるかもしれません。
しかし、こうやってのんびり修行している身としては、これは重要なことになるのです。
ブロンズステータスで受けられるサービスとして
一斉発売する運賃の先行予約が出来るのです。
この先行予約、ブロンズステータスも対象のため、予約開始までに到達していると、早く予約することが出来るのです。
つまり、8月下旬の一斉発売までに、少なくともブロンズステータス(30,000PP)に達している必要があるのです。
たかが3時間の差、と思うかもしれませんが、その3時間で狙っていた便が満席になることだって考えられます。
そしてもう一つ。
マイルからスカイコインへのレートが変わります。
ゴールドカード保有だとしても0.1倍、つまり10%の差が出るのです。
仮に50,000マイルを保有していたとすると、ブロンズステータスに到達することで、5,000円分のコインを多く受け取ることが出来ます。
一斉予約前に到達していれば、最終修行までの予約が早くできるだけでなく、支払いを通常ステータスより10%抑えられるのです。
仮に大阪まで飛んでいなかった場合、29,851PPでしたので、ステータスまであと一歩……つま先一つ分くらい届かなかったのです。
偶発的で、安い運賃があったからとはいえ、どうしても貯めておきたかったのです。
そのため、台風で欠航になりそうだった便を振り替えて搭乗をしたのです。
この他、マイルの加算率も上がります。
多少ではありますが、それでもありがたい事です。
あとは、この調子で無事に解脱までのフライト予定をこなしていきますよ。