【SFC修行】羽田乗り継ぎ・岩国編
※【SFC旅行】は当初予定していた搭乗、【SFC修行】は修行を決めた段階で計画した搭乗です。
搭乗情報
概要
今回は後編となります。
行程としては、新千歳~羽田~岩国~羽田となります。
フライト03(新千歳→羽田)
修行僧の朝はそれなりに早い。
空港まではホテルの無料連絡バスに乗車。
ホテルを出たときは良かったのですが、空港に着く頃には傘が必要なくらいの降雨が……。
そのせいもあってか、上着が無いと少し肌寒かったです。
出発ロビーにあったもの。
実は昨夜も撮影したのですが、その画像に人が入り込んでいたので……。
ということよりも、このモニュメントが移動してたんですよね。
昨夜はもっと隅の方に追いやられていたような……。
今日は普通席なので、さっさと保安検査場を抜けてしまいましょう。
搭乗口には45分前に到着。
この時点で、機材は既にゲート前にいました。
予約は多かったものの、オーバーブッキングの案内は無く、搭乗開始となりました。
隣にもAIR DO機材がいます。
窓についた雨粒や、路面状況を見てもわかる通り、新千歳空港は少し前まで雨が降っていました。
それが一転して、搭乗時には青空が広がっていました。
飛行機は定刻通りに出発しました。
普通席でしたが、座席下に荷物を置かなかった事と、真後ろがお手洗い(というか壁)だったので、座席を気兼ねなく倒せたこともあって、快適に過ごすことが出来ました。
これくらいの余裕があれば、普通席でも問題ないですね。
羽田空港が近づいてきたころ、遠くに富士山が見えました。
雲は多めですが、空気が澄んでいますね。
飛行機はC滑走路に着陸となりました。
普段は暗い時間にしか搭乗しないので分からなかったのですが、結構大回りで着陸するんですね。
東京湾アクアラインを過ぎても旋回しないから、何かあったのかと……。
駐機場にはエア・インディアのジャンボ機がいました。
連合としては同じスターアライアンスなんですね。
現地(羽田)
さて、今回最大のお楽しみがこちらです。
羽田空港国内線乗り継ぎです!
いつもは「ここから乗り継ぐ人はどんな人だろう……」と横目に見ながら通過していたこの場所を。
今日は通過する事が出来るのです!
……という気持ちで写真撮影しようとしたら、係員さんに「お乗り継ぎですか?」と聞かれるなど。
素直に「そうなんですけど、写真だけ撮らせて下さい」と言いましたよ。ええ。
乗り継ぎの仕方は至って簡単です。
中央にある機械にタッチすれば、黄色い紙が出てくるので受け取って、奥の通路に行くだけです。
普段は(羽田で乗り継ぎなんてしないから)入れない場所に行くのは、何だかわくわくしますね。
この階段を昇れば
いつも通ってる出発の制限区域内が見えてきます。
別角度から見るのは、すごく新鮮です。
そして自動ドアを抜ければ、出発口にワープです。
看板にある通り、今回利用したのは、59番搭乗口近くの乗り継ぎ場です。
この時点で1時間ほどの余裕がありました。
軽く蕎麦の一杯でも……と、次の搭乗口がある方へ向かったのですが、何と2019年まで工事のため休業という。
あの場所、割と便利だったのにな……。
仕方ないので、売店でおにぎりを調達していただきました。
フライト04(羽田→岩国)
おにぎりをいただいて搭乗口へ。
出発時刻の20分ほど前に到着したのですが
優先搭乗どころか、既にすべての方の搭乗が開始されていました。
表示を撮影して、早々に乗り込みます。
今回の機材はシートモニター付きの機材でした。
……ここで、「あれ?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
もう一度、予約時の時刻表を見てみましょう。
搭乗予定の635便は、A320での運航となっていますね。
しかしこの機材は、A320ではありません。
実は当日の午前7時に機材変更の案内が届いたのです。
案内によると、座席が変更になったということで、座席表示を確認すると、なぜか普通席の表示が5列目からになっていたのです。
当日の変更だったからか、予約の確認画面や購入の画面では、A320の表示のままだったのですが、機材は明らかにA321になっていました。
まさか、プレミアムクラスの無い機材から、プレミアムクラス付きの機材に変更されるなんて。
ただ、朝の段階では座席の変更は出来たものの、予約画面の機材はA320のままでしたし、試しに購入画面を開いてみても、A320のままでしたので、恐らくプレミアムクラスはブロックされているのでしょうね。
座ってる人が少なくとも1名いましたけど。
空席待ち等を行えば、プレミアムクラスへのアップグレードも可能だったと思いますが、そこまでしなくても解脱しますからね。
それに、直前まで座席表を確認して、隣に人が居ない事もわかってますし。
飛行機はD滑走路へと向かいます。
窓の外を眺めていると、スカイチーム塗装の機材がいました。
……この状態だと、どこの航空会社か良く分かりませんね。
ちなみに、奥にはスターウォーズ塗装が休んでますね。
離陸後、しばらくすると
山の紅葉を上空から眺める事が出来ました。
富士山はというと……雲に隠れていたのか、それとも航路が北寄りだったのか。
機内プログラムを楽しんでいると、あっという間に
瀬戸内海の辺りまで到達しました。
飛行機は四国の方から回り込むようにして、岩国空港へと着陸しました。
岩国空港は米軍基地に隣接しているので、英語での注意書きも用意されていました。
というより、米軍基地内に岩国空港があるといった感じでしょうか。
実際、滑走路等は米軍基地内にあるので、滑走路等で窓の外を撮影しないよう、アナウンスが入ります。
調べた時に知ったのですが、ゲートで区分けされているようですね。
だから誘導路の途中にゲートがあったのか……。
山口県の案内図です。
岩国は右端にあります。地図からもわかる通り、広島県がすぐそこです。
現地(岩国)
ここからの乗り継ぎは4時間ほど。
当初は食事をして、ラウンジでゆったりしていれば良いかなって思ってました。
こちら、ターミナルの案内図です。
良く見たら食事処がありません。
それどころか
空港の施設がこれしかありません。
ラウンジがあると思ったんだけど……。
ゲートラウンジって、ラウンジじゃなくて搭乗待合室じゃねーか。
ちなみに階段があるので、上の階にあるのかと思いきや
何もないし。
こんなところで4時間を過ごすなんて、さすがに無理があります。
そんなわけで、出発直前に調べて、こちらへ向かう事にしました。
錦帯橋です!
アーチ状の橋が美しいですね。
通行料300円(往復)掛かりますが。
この橋は大正13年に建設されたそうです。
どう考えても、こうやって遠くから眺めているのが一番だと思うんですよね。
山の上に見えるのは岩国城です。
河原へ降り立ちます。
左手に進むと駐車場や出店があります。
ここから眺める分には無料で楽しめます。
川の水がすごくきれいなんですよ。
良く見ると、小魚が泳いでいる様子が分かります。
誰も居ない記念撮影。
つまり、ここが一番のフォトスポットということです。
何枚か撮影しましたが、天候に恵まれて有意義な時間を過ごすことが出来ました。
バス乗り場には展望所が設けられています。
もう少し夕暮れ時の方が、美しい錦帯橋の写真を狙えたでしょうね。
そんな時間にここに居たら、飛行機に乗り遅れてしまいますが。
岩国空港へと戻ってきました。
こちらがターミナルの建物になります。
展望デッキはというと
料金が掛かりますのでスルーしました。
人が映り込まないようにしたのですが、数人しか居ませんでした。
観光地名物の顔出しパネル。
左奥に見えるのが保安検査場です。
他にやる事がないので、保安検査を抜けてしまいましょう。
フライト05(岩国→羽田)
搭乗口に行くと、このような表示がありました。
こういうのがあると、搭乗時にも迷わずに済みそうですね。
出発の案内です。
表示自体は、空港によって異なるのですが、一番の特徴は搭乗ゲートが1階にある事でしょうか。
ボーディングブリッジが存在しない空港(ANA便だとオホーツク紋別空港や利尻空港など)は、1階に搭乗ゲートがありますが、通常は2階以上のフロアにあるんですよね。
岩国空港はボーディングブリッジがあり、実際に搭乗するのは2階に位置するので、ゲートを通った先に階段やエスカレーター等で一つ上のフロアへと移動します。
このエスカレーターの速度が遅く、元気よく階段を上がると、優先搭乗でゲート通過した方々を追い抜いて機内へ行けるという。
グループ2の優先搭乗の最後だったのに、しれっとダイヤモンドメンバーの少し後に搭乗できるという。
搭乗時に、「羽田空港の混雑による管制指示により機内待機になる可能性がある」という案内がありました。
実際のところ、定刻通りに搭乗が終わったからか、特に待機することなく出発しました。
米軍基地が絡んでるから、あまり待機させたくなかったのかな。
帰りはプレミアムクラスということで、夕食が提供されました。
お品書きからすると、あまり量が無いように思えますが、カロリーは結構あるんですね。
それより、塩飯というか栗ご飯だよね、これ……。
食後は「温かい飲み物が欲しい」と言ったところ、コーンスープを提供していただけました。
コーンスープって、なぜこんなにもほっとする味なのでしょうか。
飛行機は定刻通り、羽田空港へと着陸しました。
到着ゲートは67番。降り立った滑走路はA滑走路なので、かなりの移動距離となりました。
そして
降りた後の距離も半端ないですね。
400メートル以上も歩かされるなんて……。
その後はいつも通りの乗り継ぎで帰宅しました。
総括
最後は修行らしく、ほとんど飛行機に乗っていました。
国内最長路線もそうですが、プレミアムクラスを上手に利用すると、疲労感も少なくできますね。
さて、これにて修行は終了となります。
この次は今回の修行のまとめといきましょうか。