【SCC旅行】北海道・天売焼尻編
SCCとは
『ステイタス継続チャレンジ(Status Continuation Challenge)』の略称(造語)です。
2019年4月以降、プラチナステータス会員になるのですが、翌年度も何らかのステータスを保持する事を目指しているので、このような表現にしました。
最低限ブロンズステータス継続、目標は 40,000PP(20ポイントのアップグレードポイント)、夢はプラチナステータス継続です。
概要
昨年の稚内空港の悲劇から1年。
あの時は、天候が悪くて上陸すら出来なかった天売島。
そのリベンジをするために、再び訪れることとなりました。
しかし、待ち受けていたのは、1年前と同じような悲劇だった……。
往路(羽田→新千歳)
前回は稚内空港からフェリーの就航している羽幌町まで向かいましたが、今回は新千歳空港にしました。
決して稚内空港の悲劇を再び経験しないためではなく、新千歳空港発着にした方が時間的にも余裕が生まれますし、寄り道も出来ますからね。
羽田空港には、50分ほど前に到着。
到着すると同時に、搭乗便が70分遅れになるというメールが。
理由を見たら『使用機到着遅れ』とのこと。
使用機到着遅れが原因で、60分以上遅延をした場合、1,000円分のクーポン券が貰えます。
ただ、今回は往路という事で、出来れば予定通りの時間に到着したい。
そこで、ダメ元で10分前に出発するAIR DO便に振り替え出来ないか、プレミアムカウンターで相談してみました。
画面の表示は△だったので、もしかしたらいけるかも……と思ったのですが、やっぱりANA枠は満席だったようで。
スマホからアクセスしても満席表示だったし、カウンターならワンチャンできるかなーって思ったんだけど。
振り替えができる便は、1時間後の便とのこと。
出発も到着もほぼ同じですし、1時間後の便も定刻で出発するとも限りません。
それなら、1,000円分貰ったほうがお得ですよね。
ということで、当初の予定通りの便に搭乗することにしました。
70分遅れという事なら、ラウンジでゆっくりと過ごしましょう。
確か、ラウンジ内に居ても、1,000円分のクーポン券は貰えたはずですし。
ところで、搭乗予定の便が昼便にも関わらず、70分も遅れるなんて珍しいですよね。
この日、悪天候で運行に影響が出る地域は無かったですし。
正確には八丈島とかあったけど、大型機が就航してる地域ではないので。
使用機到着遅れという事は、どこかから羽田空港へ向かってくる便という事になります。
該当する飛行機を調べたところ、新千歳空港を定刻9時30分に出発するANA054便という事が判りました。
遅延の理由は
機材整備のためだそうです。
ここで一瞬、不安がよぎります。
機材整備という事は、何らかの不具合が生じたという事。
不具合が解消されたので離陸できたものの、再び不具合が生じる可能性もあるのでは……?
リスク回避をするのなら、この時点で1時間後の便に振り替えるべきなんでしょうね。
振り替えしなくても、1,000円分しか貰えないわけですし。
それなら、現状では定刻通りに運航される便にした方が良いのです。
しかし、同じように考える人が多ければ、もともとの搭乗便は空くのでは無いかという淡い期待もあり、1,000円分のクーポン券が欲しいという貧乏性により、変更することはしませんでした。
搭乗予定の飛行機は無事に到着し
出発は定刻より70分遅れとなりました。
1,000円分のクーポン券はいつ貰えるのか……と思ったのですが、改札機を通過したところで、現金1,000円が配られました。
那覇空港の時はクーポン券の配布でしたが、今回の場合だと先にクーポン券を貰った人が、1時間後の便に振り替えて搭乗する事が出来てしまうため、このような措置になったのでしょうか。
座席は普通席の最後尾。
そのため、前方の様子はわかりませんが、なかなかドアが閉まらない様子。
もしや……と思ったら、電気系統に不具合が生じたために整備作業を行うというアナウンスが入りました。
整備作業としては、15分程度とのこと。
しかし、15分が経っても一向に動く気配はありません。
すると今度は機長からのアナウンスがあり、整備作業が終わらないためにさらに15分ほど掛かる見通しとのこと。
機内で待機させられているので、離陸前の段階でも一部のドリンクの提供が行われていました。
そして
なぜか同じ便の案内がもう一枚あるんですよね。
最終的に整備作業にかなり時間を要する事が判明したため、別の飛行機に乗り換えることとなりました。
別の飛行機といっても、整備場から引っ張り出すわけではなく、他の路線で使用する予定だった飛行機を転用する形のようです。
いわゆる『機材繰り』ですね。
乗り換えることになった飛行機は、14時30分出発予定の那覇空港行き(ANA475便)だったようで。
この影響で、ANA475便も90分の遅延になったようです。
ちなみに、当初は66番搭乗口だったので、300人前後が保安検査場方面へ逆走していくという、不思議な光景になっていました。
そしてさっきの那覇便は66番搭乗口を指定されてたけど、どうやら不具合が生じた機材ではなかった模様。
乗り込むと、隣には
スターウォーズ塗装が駐機していました。
さすがに今度は、何の問題もなくドアが閉まり、プッシュバックされました。
そして、C滑走路からの離陸となったのですが、今日は時間帯からか、南向きへ飛び立ちました。
普通席ですし、全体的に雲に覆われていたので、機内では特にやることもなく。
何とか新千歳空港に降り立ちましたが
ここ最近、こんな感じで低い雲が立ち込めてるんですよね……。
雨が降ってないのは助かりましたが。
結局のところ
到着は3時間10分の遅れとなりました。
現地(天売・焼尻)
詳細はこちらへ。
復路(新千歳→羽田)
レンタカーを返却して、新千歳空港へ。
毎度おなじみの雪ミクさんです。
後ろには
タペストリーもありました。
私道だから許されるけど、公道だったらアウトだよね……。
10周年を記念したタペストリーもあり、寄せ書きがありました。
こんなポップあったっけ……と思ったら、ハローキティーとのコラボのようですね。
でも、キティーちゃんはネコだよね……。
一通り見終わったところで、保安検査を通過してラウンジへ。
帰りは1時間以上の余裕があったので、飛行機の見える席でのんびりしていました。
1便前でも間に合ったのですが、Wi-Fiのついてない機材だったので、そのあとの便にして良かったです。
遅延表示が無い案内は、いつ見ても安心できますね。
帰りは搭乗もスムーズだったのもあって、16時56分にドアが閉まり、数分後にプッシュバックとなりました。
そして、滑走路へ移動した後も停止することなく、そのまま離陸となりました。
白い雲のじゅうたんの上を飛行していきます。
その後は
雲の合間を縫うような形で飛行を続け、定刻よりも若干早く到着となりました。
帰りはオリンピックのラッピングが施された機材でした。
総括
1年前のリベンジと思って計画した旅行でしたが、まさか1年前と同じように3時間遅れになるとは……。
往路便だったのでまだ良かったですが、復路便だったら到着が22時近くになったわけで……。
突発的なトラブルでも、慌てずに対処していきたいものですね。