901のSFC修行備忘録

スーパーフライヤーズカード(SFC)修行を唐突に始めようと思った2018年3月

2018年3月、唐突に「SFC修行をしよう!」と思い付き、勢いのままに始めてしまった人のブログです。

2018年10月、50,001PPで解脱しました!



関連リンク

全日空公式ページ:https://www.ana.co.jp/
フライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション:
    https://cam.ana.co.jp/amcmember/ppsja

旅行記等の雑記:https://9013.hatenablog.jp/






【SFC修行】ビジネスきっぷの有効性

『ビジネスきっぷ』とは

簡単に言えば、ANAカードを持っている人が利用できる運賃です。
同一区間で2区間がセットになって販売されている運賃になります。
同一区間なので、往復利用はもちろん、同一方向に2回利用する事も出来ます。

『ビジネスきっぷ』には普通席用の他、プレミアムクラス席用の『プレミアムビジネスきっぷ』があります。



『ビジネスきっぷ』は本当にお得なのか?

運賃を見ると、どうしても割高な気がします。
そこで、各空港発着の『ビジネスきっぷ』の運賃を調べたところ、PP単価は普通席で平均23.32円、プレミアムクラスで平均20.70円となりました。
これだけだと、やはり割高な気がします。
しかしこちらはあくまで平均値。
調べると、PP単価15円台もあるのです。


通常期の場合、全路線の中で最もPP単価が安いのは、普通席は羽田~岩国の16.96円、プレミアムクラスは那覇~静岡の15.56円でした。
各空港とも、那覇発着便がPP単価16円前後といったところです。



『ビジネスきっぷ』の利点・欠点

あまりお得な感じがありませんが、利点がいくつかあります。

1. プレミアムポイントが普通運賃と同一

普通席の場合、路線倍率2倍、マイル100%、搭乗ポイント400が付きます。
プレミアムクラスの場合は、マイルが150%になります。
例えば、羽田~那覇のプレミアムクラスの場合、『スーパーバリュープレミアム』だと2,860PPですが、『プレミアムビジネスきっぷ』だと3,352PP貯まります。
1回に貯まる分が多ければ、修行に掛かる時間も削減できます。

2. 当日まで予約変更可能

割引運賃だと、予約の変更は出来ません。
『ビジネスきっぷ』なら、普通運賃と同じ扱いですので、前日に急用ができてしまった時など、予約の変更が出来ます。
また、払い戻しについても、手数料の880円(440円×2区間)だけで済みます。

3. 予約が取りやすい

例えば、ゴールデンウィークの予約画面を開きます。

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割引運賃は空席待ちや満席となっている一方、『プレミアムビジネスきっぷ』は予約する事が出来ます。
近年、割引運賃は争奪戦といった感じもありますが、『ビジネスきっぷ』は割高ということで、あまり競争率は高くありません。




もちろんデメリットもあります。

1. 運賃が高い

割引運賃の方が、PP単価が抑えられます。
空席待ちをしていて、席が確保されることもあります。

2. 片道予約が出来ない

2区間がセットになっているので、1区間だけの予約は出来ません。
もう1区間は、方向だけ(同一方向・往復)は決めなければなりません。
方向を決めれば、オープン予約できるので、日程や搭乗便まで決める必要はありません。

片道予約が出来ないので、修行の定番である三角飛びには不向きです。
もちろん、2回行うつもりであるなら、利用することは可能です。



『ビジネスきっぷ』は奥の手で使う

運賃は割高ですが、数か月間で一気に修行したいときには有効かと思います。
この記事を書いている段階で、プレミアムポイントを通常の2倍付与する案内が出ました。
6月までの暫定措置ですので、猶予は実質3ヶ月しかありません。
割引運賃は、1ヶ月前までの予約でないと、PP単価が上がってしまいます。
仮にPP単価が18円くらいになるのであれば、『プレミアムビジネスきっぷ』を利用して、少しでもPP単価を抑える事も可能です。

例えば、羽田~那覇を『プレミアムビジネスきっぷ』で7往復すると、残りは3,072PPになります。
羽田~那覇を1万円くらいのスーパーバリュー予約をすれば、残りはわずか120PPです。
片道は直行、片道はバリュートランジット予約にすれば、確実にクリアできます。
ちなみに、2倍という前提だと、『プレミアムビジネスきっぷ』で4往復するだけで終わりです。最短2日で終わります。

修行する日程が限られている時、予約が取れなかった場合には妥協案として、『ビジネスきっぷ』を活用するのも良いかと思います。