901のSFC修行備忘録

スーパーフライヤーズカード(SFC)修行を唐突に始めようと思った2018年3月

2018年3月、唐突に「SFC修行をしよう!」と思い付き、勢いのままに始めてしまった人のブログです。

2018年10月、50,001PPで解脱しました!



関連リンク

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旅行記等の雑記:https://9013.hatenablog.jp/






【SCC旅行】紋別・女満別 流氷編

搭乗情報

1便目

出発空港:羽田空港HND

到着空港:オホーツク紋別空港(MBE)

便名:ANA375

機材:B737-800

予約:スーパーバリュープレミアム28

運賃:22,690円

獲得PP:1,957PP

PP単価:11.59円



2便目

出発空港:女満別空港(MMB)

到着空港:羽田空港HND

便名:ANA4780(ADO共同運航便)

機材:B767-300

予約:株主優待割引運賃

運賃:22,290円

獲得PP:1,313PP

PP単価:16.98円




SCCとは

『ステイタス継続チャレンジStatus Continuation Challenge)の略称(造語)です。
2020年4月以降、プラチナステータス会員になるのですが、翌年度も何らかのステータスを保持する事を目指しているので、このような表現にしました。
最低限ブロンズステータス継続、目標は 40,000PP(20ポイントのアップグレードポイント)、夢はプラチナステータス継続です。



概要

今回の目的地は、毎年恒例となっている流氷見学です。



1便目(羽田→紋別

2月のオホーツク紋別便は、サテライト47番搭乗口から出発となっていました。
サテライトは初めてですし、少し早めに出たのですが……。
どうやら機材繰りの影響で、

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505番搭乗口へ変更されました。

しかも、出発1時間前に『条件付き運航』になるという。
この日は強い冬型の気圧配置となっていて、北海道全域で猛吹雪になるなど、大荒れの天候が予想されていました。
実際、稚内便は雪の影響で欠航となっていました。
当日の朝まで、運航に影響がある空港に名前が無かったので、安心していたのですが……。

ちなみに今回利用するオホーツク紋別便は、強風による条件付き運航で、着陸できない場合は羽田空港へ引き返すことになっていました。
数日前から荒れる予報は出ていたので、万一欠航になった場合の代替え策は考えてありますが、出来れば予定通りに進みたいところ。
果たしてどうなるか……。


ドアは定刻通りに閉まったものの、離着陸のラッシュ時間帯ということもあって、離陸までかなり時間を要しました。
天候は午前より午後の方が荒れるとの予報だったので、いち早く離陸してほしかったのですが、こればかりは仕方ありません。
気流の関係で、シートベルト着用サインがなかなか消えませんでしたが、20分ほど過ぎた辺りでベルト着用サインが消えました。

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今回はプレミアムクラスなので、食事が提供されました。
プレミアムクラスは満席でしたが、お味噌汁のおかわりが出来ました。
食後は特にすることもないので、ゆっくりと時が来るのを待っていました。

機長からのアナウンスがあり、オホーツク紋別空港、雪のために着陸できない場合は引き返す」とのことでした。
同じ時間帯、青森空港は強風の影響からか、引き返しが発生していました。
空港の天気を確認したところ、青森空港は風速12メートルの強風が吹いていました。
一方でオホーツク紋別空港は、風速2メートルと全く影響のないレベルでした。
それとは別に、雪の影響が発生しているとのこと。
こちらは予報では、昼過ぎまでは曇りだったはず……。
恐らく、雪といってもちらつく程度なのかも、と思っていました。

着陸態勢に入り、徐々に高度を落としていきます。
ところが、窓の景色が真っ白のまま、一向に変わりません。
かなり高度を下げたところで、ようやく地上の様子が見えてきたのですが、雪の影響で全体的にぼんやりしています。
視界もかなり悪く、着陸出来るか微妙なところでした。

最初の着陸チャレンジ。
いつもよりは少し高度がある状態で滑走路付近へ。
どちらかというと、思ったより早く滑走路の先端が現れたという感じでした。
着陸するか一度やり直すか……。
結果は

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半ば強引ながら着陸に成功しました。
少し高さがあった分、いつもよりも激しい衝撃でしたし、滑走路の状況からか、身体が前のめりになるほどのフルブレーキで減速しました。
正直、着陸は難しいかな……と思っていたので、着陸出来た方に驚きというか。
操縦士の腕の良さが光りましたね。
この便しか就航してないのが大きいのかも。

飛行機を降りて振り返ります。

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滑走路の方を写したのですが、このくらい状況が悪い中、よく着陸してくれたと思いました。
風もかなり強くなっていて、まさに吹雪といったところ。

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紋太に出迎えられて、手荷物受取場へと行きます。

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これからお世話になるガリンコ号の案内も出ていました。

手荷物を受け取り、展望デッキへ向かいます。

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乗ってきた飛行機です。
これは屋外にあり、窓や屋根などありません。
白い汚れのようなものは雪です。
視界が悪く、滑走路の辺りは既に見えにくくなっています。
比較として、1年前の写真を見てみましょう。

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このような感じで見えるのですが、今は全く見えません。
そのくらい視界が悪い中、着陸してくれて本当に良かったです。


ちなみに、オホーツク紋別空港では到着便は搭乗口で発行されるピンクのチケット、出発便は搭乗券をANAカウンターで提示すると、売店などで使える1,500円のクーポンが貰えます。
この件を使いたくて、適当に買い物したのですが、手荷物を受け取り、展望デッキへ行きつつ、空港連絡バスに乗車となると、かなり時間が厳しいです。
空港連絡バスに乗車しないといった選択肢があれば別ですが、基本的には出発便で使うのが良さそうですね。
空港連絡バスは無料なので、乗らない手はないですから。



現地(紋別・網走)

現地の話は、こちらをどうぞ。



2便目(女満別→羽田)

翌朝、何気なく女満別からの便の座席状況を眺めようとしたら、『機材調整のために手続きを中止しています』という不穏なメッセージが。
最悪の場合、機材繰りで欠航することも考えていましたが、航空会社起因の欠航なので、乗れなくてもホテル代等は負担してくれたはずですが、翌日便が満席で振り替えできないとなると詰むので……。
無事に機材調整も終えたらしく、出発するころには落ち着きを取り戻していました。
ちなみに最初は737だったので、その辺から合わせて3回ほど機材が変わっています。

網走バスターミナルから女満別空港まで、連絡バスに乗車。
接続便の1便前に乗ったのですが、網走駅を出る頃には満員の状態に。
この便の接続は、JALの札幌便だったはず。
道内便なのに利用者がかなり多いな……と思ったのですが、どうやら羽田までの臨時便があった模様。
連絡バスは臨時便に対応していないので、臨時便に乗るにはこのバスしかなかったのです。
ということに、書いてる時気付いた。だから混んでたのか。
ちなみに、満席となった場合でも増便してくれるので、状況にはよりますが、10分くらい待てば増便が来ます。来るはずです。
場合によっては、増便要請来ることを見越して、回送バスが追走している時もあります。


定刻より20分ほど遅れましたが、出発まで90分ほどあったので、こちらとしては余裕でした。
急がないので、バスを最後に下車して空港内で手荷物を整理して、手荷物を預けることに。
通常のANA便ですと、プレミアムクラス利用者も手荷物の優先権が付くのですが、AIR DO便なのでプレミアムクラスはありません。
そして、手荷物の優先受取は、AIR DO便でも適用されるので、純粋にステータス持ちの人しかいません。
おかげで、他のANA便よりも早く受け取る事ができるのです。
それに、手荷物を少なくした方が、飛行機の乗り降りも楽ですし、保安検査などの移動も楽ですからね。


手荷物を預けたら、周りも暗くなりましたし保安検査を通過します。

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早めに搭乗口の前で待ちます。
女満別空港にはカードラウンジが無いので、通常の搭乗待合室にいることになります。

所定では737の機材のところ、早い段階で767に変更となっていました。
しかし、ダイヤは変わらずに到着後30分で折り返しという、かなり無謀なタイムスケジュールになっています。
使用する機材の到着は定刻でしたが、折り返し30分はやっぱり無理があったようで、10分ほど遅れての出発となりました。


今回は当然ながら普通席なので、食事等のサービスはありません。
座ってしまえば、あとはやる事がないのでうたた寝していました。
1時間ほどして、「まもなく着陸態勢に入ります」という声掛けで目を覚まします。
飛行時間は100分とのことでしたが、体感的には半分くらいでした。

窓から見える景色がいつもと違うなぁ……なんて思っていたら、着陸はD滑走路でした。
この便は沖留めとなっているので、移動距離もかなり長くなります。
到着は15分遅れとなっていました。


ちなみに手荷物返却ですが、女満別便の前に帯広便の返却が残っていて、思ったよりも時間が掛かりました。
もちろん、女満別便の中では、かなり早い段階で出てきてくれましたけど。



総括

出発直前になって、条件付き運航になるとは思いませんでしたが、何とか予定通り進めて良かったです。
心残りなのは、今回もサテライト搭乗口が利用できなかったことですね。
あそこばかりは、狙って行けるような場所ではないので、運に任せるしかないんですかね……。